「美の花」の新しいおしゃれの提案商品
江戸小紋は時代の変遷に伴って、武家から町人、さらに女性への着物へと広がり、デザインも変化して来ました。そし今、21世紀の新時代にふさわしい新しいお洒落な江戸小紋のきものを開発しました。訪問着や留袖など品目で区別する時代は、やがて衰退し、幅広くおしゃれに着て楽しむ時代に変わろうとしています。そのような時代にこそ、悠久の歴史に受け継がれてきた江戸小紋が、多くのきもの愛好家の心を捉えるに違いありません。
【江戸小紋】

江戸時代に裃(かみしも)や羽織、着物に用いられた小紋染めで、藍や茶などの地色に白一色で細かい文様を型染めする染め技法が、昭和30年、文化財保護委員会が重要無形文化財として、小宮康助氏を指定する際に、江戸小紋という名称が採用されました。徳川幕府が細かい柄の裃を武士階級の公服として定めて以降、江戸中期には町人にまで浸透してゆき、男性ばかりか女性にも愛用されました。

新・おしゃれ江戸小紋展
江戸小紋は武家の裃が始まりです。(大名定め小紋)
信州戸田家角通し小紋 佐賀鍋島家胡麻殻小紋 加賀前田家菊菱小紋
江戸時代の最初の内は、裃の小紋の染めは京都に発注していましたが、やがて参勤交代で諸大名が江戸に滞在する期間が永くなると、膝元の江戸で小紋を染めるようになりました。京都から小紋染めの職人を、伊勢から小紋型紙を取り寄せ、江戸の紺屋は繁盛して、見事な小紋を創り出しました。それが江戸小紋の発祥です。武家の婦人は小菊、鷹の羽、茶道具など気品のあるものを図案化して着用し、町人の女房達は、麻の葉、千鳥、雁などいくらかくだけた感じのものを図案化し、黒衿をかけたりして着ていました。霞、青海波、小桜、立涌、市松、うろこ、子持縞などが好まれ、さらに機知あふれる町人達によって、それが更に洒脱なデザインの小紋となりました。大根、かぶらにおろしがね、団扇、かるた、十二支、輪つなぎ、網代ぐみ、吉原つなぎなど生活の匂いのする柄や粋な柄も生み出されました。三重県鈴鹿市で今も彫られている伊勢型紙を使用し、繊細で洗練された美は今に伝えられています。
新しい発想の元に生まれた新・おしゃれ小紋の柄の一部。
このように江戸小紋の歴史に迫り、さらに新しいおしゃれの江戸小紋を創作して、多くのきもの愛好家に色々なところで着て楽しんで頂きたいと願っています。
製造元:株式会社 トキワ商事
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